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【保存版】女性作業療法士のための履歴書の書き方ガイド 志望動機の例文付き!

OTはるか

「転職したいけど、履歴書ってどう書けばいいの?」

「育児ブランクがあるけど大丈夫かな…」


そんな不安を抱える女性作業療法士の方へ。

本記事では、採用担当者に伝わる履歴書の書き方を女性目線で詳しく解説します!


志望動機の例文や、ブランクがある場合の対処法までカバーしていますので、ぜひご活用ください。

履歴書で見られているポイントとは?

履歴書は、あなたの第一印象を決める大切な書類です。以下の点を重視して作成しましょう。

項目採用側が見ているポイント
写真清潔感・信頼感があるかどうか
学歴・職歴継続性・転職理由・経験の幅
志望動機応募先の理念と合っているか
資格勤務に直結するスキルがあるか
本人希望欄働き方の希望が具体的かどうか
OTはるか

どこを見られているのかを意識して、書くのがポイントですね!

書き方の基本マナー7つ

基本的な履歴書の書き方を確認しておきましょう。

OTはるか

医療職って就活経験が少ないので、基本的なマナーがわからなくなっていることが少なくありませんからね。

基本的マナー

  • 黒のボールペン(消えないインク)で丁寧に書く
  • 西暦 or 和暦は履歴書全体で統一
  • 学歴・職歴は上から時系列で記載
  • 日付は提出日、または記入日
  • 写真は3ヶ月以内に撮影、背景は白 or 青
  • 空欄は極力作らず「特になし」など記入
  • 修正液・修正テープはNG
OTはるか

基本的なことですが、できていないかったら、逆に一発アウトのことがあるのでお忘れなく!

もちろん、虚偽の経歴はNGですよ。

履歴書作成の基本ポイント

履歴書を作成する際に基本的なポイントを以下にまとめました。

ポイント

  • 誤字脱字がないように丁寧に作成する
  • 一貫性のある経歴を記載する
  • 志望動機や自己PRを具体的に書く
  • 手書き・パソコンどちらでも可(指定がある場合は従う)
  • 最新の情報を記載し、空白期間がないようにする

履歴書は応募先の施設に最初に見られる書類です。簡潔でわかりやすく、かつアピールポイントを明確にすることが重要です。

作業療法士の履歴書の書き方

1. 基本情報

氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどを正確に記載しましょう。

  • メールアドレスを記載する場合は、ビジネス用のものを使用(フリーメールでも可)した方が無難です。

2. 学歴・職歴

学歴は高等学校卒業から記載し、職歴は時系列順にまとめます。

記載例

2015年4月 ○○大学 医療技術学部 作業療法学科 入学
2019年3月 ○○大学 医療技術学部 作業療法学科 卒業
2019年4月 ○○リハビリテーション病院 入職
2023年3月 ○○リハビリテーション病院 退職

ポイント

  • 職歴の詳細は省略せず、正式な名称で書く
  • 退職理由は履歴書には記載せず、面接で伝える

3. 資格・免許

作業療法士免許の取得情報を記載します。

記載例

2019年4月 作業療法士免許 取得

ポイント

ポイント

関連する資格(例:福祉住環境コーディネーターなど)があれば併記する

免許の正式名称を記載する

OTはるか

他に取得している資格などがあれば書き込みましょう。

忘れがちなのが、自動車免許です。訪問リハでなくても病院からの家屋調査の際にも、免許があるのであれば運転することもあります。

【例文付き】志望動機の書き方

志望動機は面接者が最も注目する部分です。

そして、死亡s同期の裏には、退職理由と重ねあわせて考えることが必要です。

ただ、履歴書に必ずしも退職理由を書く必要はなく、志望動機のみを記載し、面接時に口頭で話す方がネガティブな印象を与えないでしょう。

志望動機で大切な3要素

大切な3要素

  1. なぜその職場なのか(共感・価値観)
  2. 自分の経験・スキルがどう活かせるか
  3. 将来どのように貢献したいか

次で例文を確認して、3要素が入っているかどうかをチェックしてみて下さい。

作業療法士の志望動機の例文

【例文1】回復期リハビリ病院への転職の場合

私はこれまで急性期病院で作業療法士として勤務し、多くの患者様のリハビリに携わってきました。その中で、より長期的に患者様と向き合い、一人ひとりの生活復帰を支援したいと考えるようになりました。

貴院は回復期リハビリテーションに力を入れており、多職種連携を重視したチーム医療が特徴であることを知りました。私のこれまでの経験を活かしつつ、新たな環境でさらに成長できると考え、志望いたしました。

【例文2】介護施設への転職の場合

私はこれまで回復期リハビリ病院で働いてきましたが、退院後の患者様の生活をより長期的に支援したいと考え、介護施設への転職を決意しました。

貴施設では、リハビリテーションを重視した介護を行っており、利用者様の生活の質を向上させる取り組みに共感しました。作業療法士としての経験を活かし、利用者様がより充実した日常を送れるよう支援したいと考えています。

【例文3】訪問リハビリへの転職の場合

私は病院勤務の中で、患者様が自宅での生活に戻る際の支援に関心を持つようになりました。そこで、訪問リハビリという形で直接支援できる仕事に魅力を感じ、転職を決意しました。

貴社の訪問リハビリは、利用者様一人ひとりに寄り添いながら、自宅での生活をサポートする体制が整っていると伺いました。私のこれまでの経験を活かし、利用者様が安心して生活できるよう尽力したいと考えています。

【例文4】精神科病院への転職の場合

私はこれまで一般病院での作業療法に従事してきましたが、精神科リハビリの分野により深く携わりたいと考え、転職を決意しました。

貴院は精神科作業療法に力を入れており、患者様の社会復帰を支援するプログラムが充実していると伺いました。作業療法士としてのスキルを活かし、患者様の回復を支援したいと考えています。

【例文5】小児リハビリ施設への転職の場合

私はこれまで成人のリハビリを中心に担当してきましたが、小児リハビリに関心を持ち、専門的な経験を積みたいと考えるようになりました。

貴施設は小児リハビリに特化しており、発達支援や家族支援に力を入れている点に共感しました。子どもたちの成長を支える仕事に携わりたいと考え、志望いたしました。

転職希望・スキルアップしたい

回復期病棟にて7年間勤務し、特に高齢者のADL訓練や家屋評価などを経験してまいりました。
貴院の「生活の質にこだわるリハビリ」という理念に共感し、より利用者様に寄り添った作業療法を実践したいと考え志望いたしました。
今後は在宅復帰支援や家族指導にも注力していきたいと考えております。

子育て中の作業療法士の志望動機の例文:子育てと両立しながら復職

私はこれまで急性期病院にて6年間、作業療法業務に従事してまいりました。結婚・出産を経て、現在は子育てが落ち着いてきたことから再度現場での業務に復帰したいと考えています。
貴院は地域リハビリテーションに力を入れており、私の急性期での経験も活かせると感じたこと、新しい経験として、地域に根差したリハビリテーションができると考えました。また、家庭と両立しながら働きやすい体制が整っていることに魅力を感じ、志望いたしました。

女性作業療法士が気になる「ブランク期間」の書き方

女性であれば、育児や介護でいったん退職を経験しているという方も多いです。

特に気負う必要はありませんよ。

ブランク期間の説明例文:

OTはるか

子育てや介護でブランクがある場合も、前向きな理由で補足しましょう。

結婚・出産を機に退職し、現在は子どもも保育園に通い始めたため、再び作業療法士として社会復帰を希望しております。ブランク中も継続して書籍を読み、知識をアップデートしておりました。

履歴書で差がつく“本人希望欄”の書き方

本人希望欄をどのように書けばいいのか、自分の希望をオブラートに包みすぎて何を書いているのかわからないということにならないようにすることが大切です。

ポイントは具体的に、明確に、柔らかめの文章で書くということです。

ポイント

  • 働ける時間や曜日があるなら具体的に
  • 正社員・パート希望などは明確に
  • 子育て中の場合はその旨を柔らかく伝えると◎

本人希望欄 記入例

週4日、9:00〜16:00の勤務を希望いたします。
子どもの発熱など突発的な休みに対応していただけると幸いです。

OTはるか

希望は明確に、文章は柔らかめに書きましょう。

さらに面接などでは熱発時の対応について、できるだけ努力して家族の協力や病児保育などの利用も考えていると伝えれば印象はいいかもしれません。

ただ、無理をしないことは大切です。

必ずしも家族の協力や病児保育が使えるかは人に寄りますからね。

職歴の書き方|わかりやすく実績も書こう

履歴書の職歴欄には「どんな施設で」「どんな仕事をしていたか」「どのくらいの期間働いたか」を簡潔に書くことがポイントです

職歴の記入例:

平成27年4月 ○○リハビリテーション病院 入職
        回復期リハビリテーション病棟にて、脳血管障害の患者を中心に作業療法を担当。
        主にADL訓練、家屋評価、退院支援、家族指導を経験。
平成30年3月 一身上の都合により退職(結婚・出産のため)

令和2年4月 △△介護老人保健施設 入職(非常勤)
        高齢者の維持期リハを担当。自主訓練指導やレクリエーション活動にも従事。
        現在に至る。

自己PRの書き方と例文|“人柄”と“強み”をアピール!

自己PRで伝えたい3つのポイント:

  1. 人柄:親しみやすさ、利用者に寄り添う姿勢
  2. 経験:これまでの具体的な業務内容
  3. 強み:チーム連携・継続力・学びの姿勢など

自己PR文の例①:人との関わりが得意なタイプ

私は、患者様やご家族の気持ちに寄り添ったコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことを心がけてまいりました。
特に、高齢者施設での勤務では、認知症を持つ利用者様とも丁寧に関わることで、安心してリハビリに取り組んでいただけたと実感しています。
今後も、一人ひとりの生活背景を大切にしながら、その方に合った作業療法を提供していきたいと考えています。

自己PR文の例②:育児を活かして視野が広がったタイプ

出産・育児を経験したことで、患者様やご家族の立場により共感できるようになりました。
また、時間管理や優先順位の判断力も身につき、限られた時間の中でも効率よく仕事を進める工夫ができるようになりました。
今後は、これまでの経験と育児で培った柔軟性を活かしながら、職場でも良いチームの一員として貢献していきたいと考えています。

自己PR文の例③:復職への意欲をアピールしたい場合

ブランク期間中も、最新のリハビリ知識を学び続ける努力を重ねてまいりました。
現場での実務経験に加え、オンライン研修なども積極的に受講し、今後は再び作業療法士として現場に復帰し、これまで以上に丁寧で根拠ある支援を行っていきたいと考えています。

NG例にも注意!

×「なんとなく良さそうだから」
×「近いから」
×「他がダメだったので」

→ こうした理由はマイナス評価につながります。
「この職場で働きたい」という意志を明確に!

OTはるか

近いからなどの条件をそのまま書くのではなく、育児と両立するために通勤時間が短い事でのメリットとして補足的に書くと良いでしょう。

例えば、通勤時間を短くすることで、勤務時間に柔軟に対応できる、継続して働くことができると感じたなどと、長く働けるという視点からの「近い」というメリットを伝えることは悪くはありません。

おまけ:よく使われるフレーズ集(使い回しOK)

  • 「〇〇に魅力を感じ、志望いたしました」
  • 「これまでの経験を活かして貢献したい」
  • 「ブランク期間中も学びを継続していました」
  • 「家庭と両立しながら、無理のない形で長く働きたい」
OTはるか

言い回しって意外に大事です。

まとめ:履歴書は“あなたのストーリー”を伝えるチャンス!

まとめ

  • 履歴書は「自分らしさ」と「志望理由」を伝える大事なツール
  • 女性OTの場合、ブランクや家庭との両立に不安があっても、前向きに表現すれば大丈夫!
  • 志望動機は「なぜここで働きたいか」と「どんな風に貢献できるか」をセットで!
  • 職歴欄では“具体的な経験”と“退職理由”を前向きに書こう
  • 自己PRでは「人柄・経験・強み」の3点をアピール
  • 女性OTならではの視点(共感・柔軟性・家庭との両立力)もプラスに働く!

作業療法士(OT)が転職を成功させるためには、履歴書の書き方や志望動機の記載も非常に大事ですよね。

これから転職しようとがっばっている女性作業療法士の参考になれば嬉しいです。

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