
リハビリ職である場合、結婚指輪を買ったはいいがつけないという人も多いと思います。
職場で禁止されてという人も多いですよね。
実際に私は結婚指輪はつけていた職場と、つけていなかった職場があります。
ただ、つけていた職場でも結局は邪魔になることもあるので、自宅に置いていくようになってしまいました。

買ったんならつけたいなって思う人もいますよね。
今回はリハビリ職の結婚指輪やアクセサリー、外見の統制の認識についてお伝えします。
リハビリ職が結婚指輪をつけてはいけない理由

つけてはいけないのはなぜ?
- 衛生上の問題
- 金属アレルギーの問題
- 皮膚を傷つける可能性がある
- 結婚指輪が汚れる
医療職の結婚指輪は、衛生上の問題が一番大きいです。
また、金属アレルギーなどを持っている患者さんもいる場合もあるので、金属が触れた場所に赤みが出る可能性も考えられます。
物理的に指に硬い輪がついているわけなので、強く当たれば怪我をすることも考えられます。
指輪をつけている人自身も、損傷する可能性がありますよね。

セラピストではないですが、指輪が棚にひっかかって、デグロービング損傷を負った人を担当したことがあります。
機械などではなく、指輪でも起こるので、注意してくださいね!
指輪をつけていた指の皮膚が剥がれてしまい、それは痛そうでした。
さらに、指輪自体が汚れるということも十分に考えられます。
清潔を意識し、事前に準備ができる場面では、手袋をしているため、問題ないでしょう。
しかし、突然の嘔吐や、流涎、排せつ物など、医療職である限りは、様々な場面で体液に接する可能性があります。
特に作業療法士はADL場面に介入し、言語聴覚士は嚥下に関与することから、そういった場面に出くわすことも多いですよね。
そのため、自分の大事な物が汚れないように、仕事上ではつけないという選択肢もあります。
職場の結婚指輪についてのルールを確認する
就業規則には、服装や外見について書いている職場もあるので、確認しましょう。
基本的には職場のルールは守る必要があるので、職場でのルールに合わせた対応となります。

実際に私がいた職場は、結婚指輪はOK,ファッションリングはNG、髪の毛の色まで書かれていましたよ。
暗黙の了解の職場もあるので、周りの人がつけているか確認し、つけていないようなら上司に確認しましょう。
実際結婚指輪がOKな職場(病院)もあった

私は実際に回復期病院で結婚指輪はOKという職場もありました。
つけている人も多かったですよ。

回復期病院に勤めている時に結婚したので、私も結婚指輪はつけっぱなしでOKなんだという認識でした。
そのため、できるだけ人に触った時に干渉しないような、薄目の指輪にしました。
邪魔にならないデザインもポイントですね。
ただ、私は徒手療法をする時の感覚が、指輪をつけることで違和感を感じたので、早々に外しました。
結婚指輪をつけている人はずっとつけていました。
医療職の職場でのピアスやネックレスはOK?

ピアスや、ネックレスも職場によります。
ピアスOKのところは、華美でないシンプルな揺れない物と形状まで指定されていました。

個人的にはピアスやネックレスは、外れてなくなった時の誤飲の観点や、皮膚に擦過傷をつける恐れもあるので、禁止の方が良いのでは?と思います。
指輪は外れることは少ないけれど、衛生面の問題はありますね。
ただ、時計やブレスレットはさすがに禁止ですね。
手指消毒や、手洗いの時に手首まで洗浄します。
その際に、腕につけていると、やはり邪魔になってしまいます。
仕事中に結婚指輪をつけないならば指輪はどうする?

結婚指輪をつけない時
- 自宅に置いておく
- 職場で外して保管する
- ネックレスにする
- 結婚指輪ではなく時計やブレスレットなどを選ぶ
なくすかどうかがポイントとなるので、基本的には自宅に置いておいて、休みの日だけつけて楽しむとするのがおすすめです。

私個人は職場で外すと絶対になくなるような気がして、できませんでした(笑)
財布に入れたり、保管場所を用意しておいてそこにいれたりすれば良いのですが、無意識にポケットなどにしまいこんでしまいそうなので…。
現在は結婚指輪ではなく、時計やブレスレットにするという方もおられます。
その場合は、職場での着用は禁止ですが、職場が終わった後につけられますね。
指輪より大きいので、なくす心配もあまりないのが良いところです。

職場のロッカーはカギがかかるタイプのところばかりでした。
鍵を忘れると制服に着替えられずに困るので、かけていない人も多かったですが、かけられるなら貴重品はロッカー保管でも問題ないかもしれませんね。
リハビリ職の髪色や髪形は?金髪は禁止?

若ければ、髪を明るく染めたいなと思うセラピストも多いかもしれませんよね。
白髪に差し掛かる年齢でも、全体的に染めずにハイライトを入れたいなって思うセラピストもいます。
ただ、ハイライトを入れるためには、結構明るめの髪色になってしまう可能性もあるので、事前にどこまでがOKなのかを探っておく必要があります。
ある職場は「ビジネスブラウンまでOK」と言われていて、美容室に行くと「ビジネスブラウンとは?」ってなりました(笑)
ある職場は髪色見本があり、この色までと決められていました。
他にはかなり明るめでも特に注意を受けずに「めっちゃいいやん」としか言われない職場もありました。
髪型は写真のような、高い位置でのポニーテールNGの職場はありました。
低めの位置でまとめるというのが、基本でした。

髪色や髪形は、かなり職場での許可の範囲に差が出るんですよね。
でも、さすがに赤やピンクや青ってなるとちょっとNGが多いのではないでしょうか。
患者さんはどうしても高齢の方が多いので、患者さんから見た印象も大切ですよね。
第一印象につながる髪型が、その年代の方に不快な印象を持たせることもある可能性を配慮しましょう。
まとめ(リハビリ職でも結婚指輪は職場によってはOK)見た目は大切

結婚指輪については衛生上禁止されている職場が多いです。
しかし、実際に結婚指輪はつけてOKの職場もあり、職場のルールに従いましょう。
リハビリ職の外見は、清潔感、信頼感が大切です。
高齢者の患者さんが多い職場では、髪が金髪と言うだけで信頼感が失われる可能性もあります。
そのため、他人からの見られ方なんてどうだっていい!と独自路線で行くのではなく、職場のルールと他者からのみられ方を意識することも仕事上必要になるかもしれませんね。